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放射能対策にはヨウ素(ヨード)をとろう! [放射能対策]

原発事故に備え、事前にヨウ素を服用すると、内部被曝を抑える効果が期待できるそうだ。
事前に放射性のないヨウ素を取り込むと、事故で空気中に放出される放射性ヨウ素が、排尿によって体外に放出されやすくなるのだ。


市内の一部が屋内退避エリアとなっている福島県いわき市が「万一に備え」、国の配布指示がない段階で安定ヨウ素剤の独自配布を実施している。ただし、独自の判断ではなく必ず、「医師立会いで飲むように」とのことだ。

食品でヨウ素をとるなら、副作用の心配はありません。

特に多くヨウ素を含む食品は昆布で、ワカメの4倍くらい多く含んでいます。
普段から、昆布などの海草類をよく食べるようにすると共に、原発で事故が起こったと知ったら、食べやすいトロロ昆布などを多めに食べるのが、無理のない、健康的な対策です。
関東でスーパーでもトロロ昆布の買い占めが多発したのもこのことからです。

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「ヨウ素含有250mg錠」製薬会社で開発されたタブレット型の錠剤です




2粒の服用ヨード(ヨウ素)
成人1日当たりの「摂取上限量」

2,200μg
摂取出来るように設計されています

※ 注意 ※
2粒以上は過剰摂取となりますのでご注意ください。


-日本人の食事摂取基準-



万一の場合に備えた
ヨード剤(ヨウ素剤)


ヨウ素は「ヨード」とも呼ばれ人体に必要なミネラルのひとつ
海藻、特に昆布に豊富に含まれています。



しかし
ヨードは体内で作ることが出来ないので食物からの摂取が必要です。

「ヨウ素含有250mg錠」
○根昆布エキス
○根昆布の粉末
○メカブフコダイン
○フーカスエキス末
○食用酵母
○ビタミンE等

簡単・安全に摂取可能です




根昆布のヨード(ヨウ素)エキス
2粒で 2,200μg 配合!

万一の場合に備えて是非御注文ください。

注文が殺到中しており

売切れ次第販売を中止

となりますのでご了承ください。

お召し上がり方 栄養機能食品として1日2粒を目安に水またはぬるま湯などでお召し上がりください。

■ご使用上の注意
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。1日の摂取目安量を守ってください。薬を服用している方、通院中の方は担当専門医にご相談の上ご使用ください。アレルギー等のある方は原材料表示をご参照ください。妊娠・授乳中の方は、ご使用をお控え下さい。

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放射性物質を防ぐ方法 [放射能対策]

【放射能の塵】

被ばくを防ぐため放射能を含んだ塵を取り除く。電気が通っていればこまめに掃除機で。

ただし排気でかえって空気中に拡散する可能性も。こまめに拭き掃除も可能。使用したぞうきんは破
棄。

*飛んでくる放射能の塵の大きさは3μm(1000分の3mm)以下。

【ヨウ素-1】

放射性ヨウ素による甲状腺異常を防ぐため、放射能が飛んでくる前に甲状腺をヨウ素で飽和させておく
こと。

ヨウ素剤(錠剤で発疹などの副作用があることも。急に手に入りにくいかも)、昆布(副作用心配な
し)などを

「放射能をあびる直前」がベスト。被ばく後でも3時間後50%有効。

【ヨウ素-2】

ヨウ素をたくさん含む食品 ダントツに昆布(乾燥昆布・トロロ昆布)、乾燥わかめ、いわし、さば、
かつお、焼き海苔 など。

放射能で特に症状が出やすいのが甲状腺異常だそうです。大人よりこどもに(30歳以下、妊婦さんに
も)。

【放射能対策グッズ】

水と食料などはもちろんですが、その他を参考にしてください。

◯絆創膏(傷口から入るので)、◯帽子など頭を覆うもの(髪の毛に付着するので)、

◯防塵マスク(できれば隙間のないもので3μm以下の塵を通さないもの)、

◯レインコート(フード付、衣服に付着するので)、◯ポリ手袋(汚染を防ぐため)

◯ゴミ袋(汚染物を入れる、避難地を放射能で汚さないよう)、◯靴が入るポリ袋(靴を汚染から防
ぐ)、

◯トロロ昆布・ヨウ素剤(事故が発生したらできるだけたくさん食べる)、

◯ガムテープ・食品ラップ、またはポリエチレンシート(窓や換気口の密閉に)

◯ペット用トイレの砂、大きめのポリ袋(閉じこもり・トイレ用) 

◯地図、◯できたら放射能探知機か警報器。

*防じんマスクがなければ、ぬらしたハンカチで。


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放射能を防ぐ方法 [放射能対策]

【内部被ばく】

特に呼吸で体内に取り込まれた放射能は内部被ばくの危険があるので、注意。

できれば防塵マスクDS2、DS3で隙間のないもの。こどもには隙間をうめてあげるように。

*飛んでくる放射能の塵の大きさは3μm(1000分の3mm)以下。

【外部被ばく】

外部被ばくは危険なものから離れることで被ばくは少なく、表面についたものはすぐに洗えば

多くは洗い流せるそうです。擦り傷は絆創膏などで保護。目はゴーグルで。

時間がたって放射能が大気に拡散されたら、地面に落ちたものに注意。

【避難先】

無防備で汚染されるより閉じこもる選択もあり。目安は1週間、その先は事態の方向性で決める。

まずは生き延びること。

【閉じこもるとき-1】

閉じこもる時、まずは水。放射能が到達する前にあるだけの容器に貯めましょう。
一度でも外の空気に触れた水は完全ではなくとも活性炭や中空糸膜を使った浄水器で濾過を。

【閉じこもるとき-2】

閉じこもる際、窓を厳重に目張りする。ラップで窓を覆いガムテープで隙間なく張る。その部屋での

火の使用は禁止。閉じこもる部屋と出入り口との間に密閉された場所を用意。ここで塵を落とす。

そして建物全体を「立ち入り禁止」に。

*目張りにはラップ以外に梱包用のポリエチレンシートなども。


【閉じこもるとき-3】

閉じこもる際、窓の目張りの他に換気扇も忘れず。車で逃げる際はエアコンの吸気システムにも注意。

放射能被害は場合により「窓を閉めて屋内にこもる」とあります。十分な判断を。

*エアコンのダクトも。

【外出-1】

雨がふったら絶対に触れない。原発事故後の放射能雲の雨は非常に危険、特に降り始めは高濃度。

事故発生後10日間の雨は注意を。雨が降っていなくても外出には避けること。

晴れでも雨でもポリエチレン製レインコートとポリ手袋、防塵マスク、ゴーグルを。

【外出-2】

外出した際、使用したコートなどは捨てること。靴は外出するときポリ袋で二重に包み輪ゴムで止め
る。


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放射能対策 安定ヨウ素剤 高い予防効果 [放射能対策]

一定線量以上の放射性物質にさらされた直後、またはこれからさらされる危険性が高い場合、「安定ヨウ素剤」を服用し、健康被害を防ぐことがある。
 原発事故で放出された放射性ヨウ素を体内に取り込むと、甲状腺に集まり、特に子どもで甲状腺がんの発症リスクが高まる。

 安定ヨウ素剤は、放射能を持たないヨウ素だ。服用すれば、先回りして甲状腺の組織と結びつき、放射性ヨウ素が入り込むのをブロックする。そのため、被曝(ひばく)を低減できる。

 予防的に飲むのが最も効果が高い。放射線にさらされても6時間以内の服用なら効果は大きいとされる。ただ、24時間以上経過すると既に甲状腺に放射性ヨウ素が集積しているので効果は薄まる。

 40歳以上では甲状腺がん発症のリスクが低いため、服用は40歳未満が対象だ。甲状腺機能異常症を患う人やヨウ素、あるいはヨウ素を含有する造影剤にアレルギーのある人には使わない。

 胎児や新生児などに対しては、幼ければ幼いほど発がんの危険性が高まるため、優先的な投与が求められている。日本産科婦人科学会は15日、「計50ミリ・?以上被曝した妊婦や、授乳中の女性」については、甲状腺がん予防のため、50ミリ・グラムの安定ヨウ素剤2錠を1回服用することを勧める見解を公表した。ただ服用した妊婦の胎児や授乳中の女性の子どもは、甲状腺機能異常が懸念されるため、投与後は検査が必要とした。

 このほか、同じく放射性物質のセシウムについても、体外に排出させる薬がある。

 安定ヨウ素剤など、いずれの薬剤も薬局では売っていない。医療機関でも必要と判断した場合に限り処方される。

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放射能対策のデマ [放射能対策]

東日本巨大地震で、デマ情報が飛び交ったり、不安を募らせた住民が生活用品を買い占めたりしている。「黒い雨が降るので気をつけて」などと、根拠なしに危機感をあおるメールも流れており、関係機関は冷静な対応を呼びかけている。

 福島第一原発から約50キロ離れた避難所の県立川俣高校(川俣町)では15日未明、町職員らの間で「災害対策本部から屋内退避命令が出た」とのうわさが広まった。

 避難所を管理する浪江、双葉の両町職員は、うわさの真偽を確認できないまま校舎外へ走り、校舎周辺で車中泊をしている避難者を揺り起こして体育館内に避難させた。誤報と判明したのは夜が明けてから。結局、怪情報の出所は分からなかった。対応に追われた浪江町職員は、「情報源はラジオ1台のみで、体育館にはテレビがなく、電話やインターネットも接続が制限されている。原発の状況も詳しくわからず、避難者へ正確な情報が行き届かない」と困惑する。

 福島県喜多方市の女性は14日、福島市の友人から「福島原発の事故などの影響で、雨には危険な放射能が含まれる。レインコートを必ず利用して」というメールを受け取った。女性は慌てて近くの100円ショップに向かったが、レインコートは既に売り切れ。他の店を探しても、品切れや品薄になっていた。

 原子力安全技術センターは、「雨に直接触れないのは有効な対策だが、現在空気中で測定されている程度の数値では、放射性物質が雨に溶け込んで降ってくるというのは考えにくい」と冷静な行動を呼びかける。

 また、放射性ヨウ素による健康被害を防ぐのに有効な内服薬「安定ヨウ素剤」の代わりに、ヨウ素を含むうがい薬やヨードチンキを飲んだり、ワカメやとろろ昆布を食べたりすることを勧めるメールも出回っている。福島県伊達市内のドラッグストアでは、福島第一原発で水素爆発を起こした12日以降、うがい薬の売れ行きが急激に伸び、15日夕に完売した。

 しかし、こうした情報は根拠に乏しい。放射線医学総合研究所は「むしろ、うがい薬をのんでしまうと、有害な影響が出る可能性がある。ワカメなどでは十分な効果を得られない」と指摘。原子力安全委員会も、とろろ昆布などを食べることは、「放射性ヨウ素の甲状腺への集積を抑制する措置としては適切ではない」としている。

 むやみに危機感をあおるメールにも注意が必要だ。セキュリティー会社のセキュアブレイン(東京)は、「『多くの人に知らせて』などと、転送をお願いする文面をつけたチェーンメールの典型。それを信じて知り合いに送ると、さらに不安をあおることになる」と注意を促す。総務省は「チェーンメールに惑わされず、報道など信頼できる情報源で内容を確かめてほしい。メールが届いても、速やかに削除を」と呼びかけている。


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根拠ない情報気をつけて うがい薬飲まない [放射能対策]

放射性ヨウ素が大量に体内に入った場合に飲む「安定ヨウ素剤」の代わりに、「ヨウ素を含む市販のうがい薬を飲め」などと根拠のない情報がインターネットなどで流れている。これに対し、放射線医学総合研究所(千葉市)は、「ヨウ素を含む消毒剤などを飲んではいけません」などと呼びかけている。

 ヨウ素を含む市販品には、うがい薬、のどスプレーなどがあるが、同研究所では「口から飲むことを想定した内服薬でなく、飲むと体に有害な作用を及ぼす恐れのある物質も含まれる」と注意する。また、ワカメなど海藻にもヨウ素が含まれるが、これについても「十分な効果が得られるか不明」としている。

 同研究所は、一般市民の被曝に関する問い合わせに対応する電話(090・5582・3521、090・4836・9386)を開設。午前8時30分~午後5時15分。放射線防護の研究者らが対応に当たる。


放射性物質を大量に浴びた場合 [放射能対策]

今回、避難の対象になった地域には、大量の放射性物質が飛散した形跡はないが、原発のごく近くにいるなど、短期間に大量の放射性物質を浴びると、急性症状が出ることがある。

 大量に放射性物質を浴びることで、影響を受けやすいのは、リンパ組織、骨髄・造血組織や、腸管などの臓器だ。被曝後10日から3週間の間に、免疫の低下で高熱やのどのはれなどの感染症状が出たり、血小板が減ることによる皮膚からの点状出血や、腸管の損傷による下痢などの症状が出たりする。

 被曝量が高いほど、症状が出始める時期が早くなり、症状も重くなる。いつ、どの体の部位にどのような症状が出たかは、被曝量を評価する重要な情報になる。


退避地域内…家の中で窓を閉めて [放射能対策]

福島第一原発の半径20~30キロ圏内の住民に指示された屋内退避。どんな点に注意して過ごせばいいだろうか。

 まず、大気中に浮遊している心配がある放射性物質を屋内に入れないことに気を配る必要がある。窓やドアを閉め、換気扇も止める。

 洗濯物は室内に干すのが無難だ。水道水を飲むのは問題がないが、管理する行政側の発表に注意を払っておく。机の上などに長期間放置した飲食物は食べない。

 急病時や買い出しなど外出の必要は出てくる。放射線の健康被害に詳しい医療放射線防護連絡協議会の菊地透総務理事は「帽子をかぶり、レインコート、長靴の姿で外出する。帰宅時は帽子などは室内に持ち込まず、外に置いたままにして再度の外出時に使えばいい」と注意点を話す。皮膚は出さないようにして、余裕があればマスクは1日ごとに交換しよう。帰宅後は顔と手を洗い、うがいをする。

 放射性物質を含んでいる心配があるため、雨には出来るだけ当たらないようにする。ぬれた衣服は通常通りに洗濯しても、被曝の心配はない。傘を再度使うのも問題はない。

 屋内退避が続くと、精神的苦痛が増す心配もある。菊地氏は「神経質になりすぎる必要はない。必要以上に外気を取り込まないよう、注意していれば十分」と話している。

 中越地震などの被災地でたびたび診療を行ってきた長岡赤十字病院(新潟県長岡市)内科の藤田俊夫医師も「屋内退避や避難所生活では、インフルエンザなどの感染症と、不安や不眠など心の病が問題になる」と話す。避難所でせきや発熱などの症状が表れたら、感染拡大を防ぐためにも、医師、看護師などに早めに相談することをすすめる。屋内退避も同様だ。

 心の病気を防ぐには、「とにかく思ったこと、胸の内を外に向かって話すことだ」という。藤田医師は「避難所では保健師らに悩みを聞いてもらうことが出来るはず。屋内退避の住民も、家族同士で心がけて話をするのがいい」とすすめている。


100ミリ・シーベルト超えると健康に影響 [放射能対策]

放射性物質が体に与える影響は種類によって異なるが、一般的な目安として100ミリ・シーベルトを超えると、健康に影響が出る危険性が高まる。さらに500ミリ・シーベルトでは血液を作る能力が低下し、3000~5000ミリ・シーベルトでは半数の人が死亡するとされている。

 こうした数値と比べると、15日に東京都で測定された0・809マイクロ・シーベルト(マイクロは1000分の1ミリ)や同じく茨城県の5・575マイクロ・シーベルトは、健康に影響はないと言える。胃のエックス線検診の600マイクロ・シーベルトに比べるとはるかに低い。

 被曝の状態には、皮膚に付着した放射性物質など体外から放射線を浴びる「外部被曝」と、放射性物質を体内に取り込むことで被曝する「内部被曝」がある。

 特に問題となるのが放射性ヨウ素やセシウム、ストロンチウムなどによる内部被曝だ。放射線影響に関する国連科学委員会の報告によれば、チェルノブイリ原発事故では、ミルクが放射性ヨウ素に汚染されて、当時、子どもだった地域住民の中から5000人以上の甲状腺がんの患者が確認されている。セシウムは体内から排出されやすいが、筋肉や血液に入ると周辺の骨髄や腸管が障害を受ける。


放射能のデマについて [放射能対策]

放射線被曝や原発周辺の風向き、放射線量などについては、関係機関のホームページで紹介している。

 東日本巨大地震で、デマ情報が飛び交ったり、不安を募らせた住民が生活用品を買い占めたりしている。「黒い雨が降るので気をつけて」などと、根拠なしに危機感をあおるメールも流れており、関係機関は冷静な対応を呼びかけている。

 福島第一原発から約50キロ離れた避難所の県立川俣高校(川俣町)では15日未明、町職員らの間で「災害対策本部から屋内退避命令が出た」とのうわさが広まった。

 避難所を管理する浪江、双葉の両町職員は、うわさの真偽を確認できないまま校舎外へ走り、校舎周辺で車中泊をしている避難者を揺り起こして体育館内に避難させた。誤報と判明したのは夜が明けてから。結局、怪情報の出所は分からなかった。対応に追われた浪江町職員は、「情報源はラジオ1台のみで、体育館にはテレビがなく、電話やインターネットも接続が制限されている。原発の状況も詳しくわからず、避難者へ正確な情報が行き届かない」と困惑する。

 福島県喜多方市の女性は14日、福島市の友人から「福島原発の事故などの影響で、雨には危険な放射能が含まれる。レインコートを必ず利用して」というメールを受け取った。女性は慌てて近くの100円ショップに向かったが、レインコートは既に売り切れ。他の店を探しても、品切れや品薄になっていた。

 原子力安全技術センターは、「雨に直接触れないのは有効な対策だが、現在空気中で測定されている程度の数値では、放射性物質が雨に溶け込んで降ってくるというのは考えにくい」と冷静な行動を呼びかける。

 また、放射性ヨウ素による健康被害を防ぐのに有効な内服薬「安定ヨウ素剤」の代わりに、ヨウ素を含むうがい薬やヨードチンキを飲んだり、ワカメやとろろ昆布を食べたりすることを勧めるメールも出回っている。福島県伊達市内のドラッグストアでは、福島第一原発で水素爆発を起こした12日以降、うがい薬の売れ行きが急激に伸び、15日夕に完売した。

 しかし、こうした情報は根拠に乏しい。放射線医学総合研究所は「むしろ、うがい薬をのんでしまうと、有害な影響が出る可能性がある。ワカメなどでは十分な効果を得られない」と指摘。原子力安全委員会も、とろろ昆布などを食べることは、「放射性ヨウ素の甲状腺への集積を抑制する措置としては適切ではない」としている。

 むやみに危機感をあおるメールにも注意が必要だ。セキュリティー会社のセキュアブレイン(東京)は、「『多くの人に知らせて』などと、転送をお願いする文面をつけたチェーンメールの典型。それを信じて知り合いに送ると、さらに不安をあおることになる」と注意を促す。総務省は「チェーンメールに惑わされず、報道など信頼できる情報源で内容を確かめてほしい。メールが届いても、速やかに削除を」と呼びかけている。



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